2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」"SDGs"
既に4年が経過したにもかかわらず"SDGs"を聞いたことがある人は30%前後にとどまっています。
このままで本当に達成できるのでしょうか?現在の進歩状況を調べてみました。
地球のタイムリミットまであと、、、
1.貧困をなくそう
全世界で2030年までに貧困に終止符を打つ目処は立ってない
1990年⇨36%、2010年⇨16%、2015年⇨10%、2018年⇨8.6%、2030年⇨6%
世界人口の55%は社会保障にアクセスできていない
2015年時点で7億3600万人が極度の貧困状態の中で暮らし、そのうち4億1300万人はサハラ似南アフリカに
災害による死者の90%は低所得国と中所得国に
飢餓の中で暮らす人々は数百万人増加
2017年の時点で栄養不良に陥っていた人々は8億2100万人と2015年の7億8400万人から増加
3分の2 全世界の極度に貧しい被雇用者に農業労働者が占める割合
3分の2 全世界で栄養不良に陥っている人々に下記2地域が占める割合
サハラ似南アフリカ⇨2億3700万人、南アジア⇨2億770万人
3.すべての人に健康と福祉を
5歳未満の死者は2000年の980万人から2017年の540万人へと減少
予防接種により、ハシカによる死者は2000年から2017年までに80%減少
結核感染者は2000年から2017年にかけ21%低下したものの、2017年の時点で1000万人が結核を発症
サハラ似南アフリカでは2000年から2017年にかけ、15~49歳の人口に占めるHIV感染率が37%低下
4.質の高い教育をみんなに
6億1700万人 最低限の読み書きと算術お習得ができていない子供と思春期の若者
読み書きのできない成人の数7億5000万人(そのうち3分の2は女性)
6歳から17歳の子どもの5人に1人は学校に通えず
サハラ似南アフリカでは、過半数の学校で基本的な飲料水、洗面設備、インターネット、コンピューターのアクセスが欠如
5.ジェンダー平等を実現しよう
18% パートナーがいたことのある、15歳から49歳の女性と女児のうち、過去12ヶ月いないにパートナーから身体的および/性的な暴力を受けた者の割合
24% 国会議員に女性が占める割合
南アジアでは女児の児童婚リスクが2000年以来40%低下
それでも、20歳から24歳の女性の30%は、18歳未満で結婚
6.安全な水とトイレを世界中に
7億8500万人は、依然として基本的な飲料水サービスを受けられていない(2017年)
2030年までに、7億人が深刻な水不足により。住む場所を追われるおそれ
20億人は深刻な水ストレスを抱える国で生活
世界人口の5人2人は、自宅に石鹸と水を備えた基本的な洗面設備を持っていない(2017年)
6億7300万人(世界人口の9%)は、依然として屋外排泄を行っている(2017年)
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
世界人口の10人に9人は、電力を利用可能
電力を利用できていない8億4000万人のうち。87%は農村部に暮らす
17.5% エネルギー最終消費に再生可能エネルギーが占める割合
30億人は、クリーンな調理用燃料と技術を利用できていない
8.働きがいも経済成長も
後発開発途上国の実質GDP成長率(2010年2017年)は、4.8%と。SDGsのターゲット7%に満たない
時給中央値は男性が女性を12%上回る
世界の失業率は5%(2018年)
若者の5分の1は、教育にも仕事にも訓練にも参加していない状態に
2018年の労働生産性は、前年比2.1%増と、2010年以来最大の年成長率を達成