2019年9月から2020年1月7日現在まだ続いている大規模な森林火災をご存知でしょうか?
1月7日現在、500万ヘクタールが以上が燃え、24人が死亡、地域の30%以上にあたる8000頭のコアラが死亡、約1500軒の家が消失、さらに生態学者によると約5億の動物が死亡したと推定されており
この森林火災はオーストラリアだけでなく地球全体の緊急事態といえます。
2019年オーストラリアでは観測史上一番暑く、小雨の影響などもあり最も乾燥した一年だったそうで、オーストラリア出身の俳優ラッセル・クロウさんによると、『今回の大規模な森林火災の原因は間違いなく気候変動によるもので、科学に基づき行動し、世界の労働力を再生可能なエネルギーに移行し、地球を比類のない素晴らしい場所として尊重する必要がある。そうすれば私たち全員に未来がある』と訴えました。
また、激しい火災は高温の煙を生み出し、局所的な上昇気流が発生し、火災の煙を熱源とする大気の対流によって火災積雲を作り出し、今回の森林火災では特に大きく成長し、火災積乱雲が発生しています。森林火災の煙を吸うことは、特に高齢になると喘息患者へのリスクが高く、子どもの呼吸器系にも長期的な影響を与えます。
今回の森林火災は今後まだあと数ヶ月は続くとみられており、40度以上の気温の中3000人を超える消防士やボランティアの方達が今もなお消化活動にあたっています。
オーストラリアへの寄付支援
・消防士、消化活動への寄付支援・・・(NSW RURAL FIRE SERVICE)
・被災者への寄付支援・・・(AUSTRIAN RED CLOSS )
こちらから寄付をすることができます。また日本語での画像付き解説はこちらの方の記事からご確認ください。
リユース一宮にできること
いま起こっていることは人類史上最悪と言える森林火災です。これは間違いなく気候変動が原因で、間違いなく我々人類の影響です。
少しでも被害が最小限にとどまることを願うと同時に、『気候変動に具体的な対策』をし、SDGsの実現をしなければなりません。
私たちリユース一宮では>>SDGsとはの記事で書いたように『気候変動に具体的な対策』として『3R』を推進しています。
リデュース(ゴミの減量)、リユース(再利用)、リサイクル(再生利用)が少しでも多くの方に意識を持っていただき、当たり前に浸透するように活動したいと思います。