最近テレビや雑誌などでよく目にする『SDGs』
SDGsって一体何?
2020東京オリンピック・パラリンピックでもSDGs を推進し持続可能性に配慮した運営計画がされています。
この記事ではSDGsについて最低限の知識から今すぐできる対策までを分かりやすく簡単に説明したいと思います。
SDGSとは
SDGs<エスディジーズ>とは、Sustainable Development Goalsの略称で、国連で採択された2030年に向けた持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる開発目標です。
17の目標
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられる街づくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正を全ての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
とゆう17の目標があります。
一見なんだか難しそうで国や政府、企業だけが意識すべき目標のように見えますが、
誰でも今すぐ簡単に行動できる内容であり、私たち一人ひとりにも密接に関わっている問題でもあります。
SDGsは全て重要なことが詰め込まれていますが、この中でも特に
13.気候変動に具体的な対策を このターゲットを早急に取り組むべきだと考えています。
近年の猛暑や大雨などの異常気象など明らかに地球がおかしなことになっています。
このままでは私たちやこれから生まれてくる子供達がこの地球に住み続けるのは不可能でしょう。
まずは地球で起きている問題を知り、考え、一人ひとりが全ての目標を達成しようとするのではなく、小さなできることから行動を始めることが大事だと思います。
気候変動に具体的な対策を
気候変動などの異常気象の原因に、『地球温暖化』が密接に関わっています。
その地球温暖化は人間活動による”温室効果ガス”の増加である可能性が極めて高いと考えられていて、大気中に含まれる二酸化炭素などの温室効果ガスには、海や陸などの地球の表面から地球の外に向かう熱を大気に蓄積し、再び地球の表面に戻す性質(温室効果)があります。
18世紀半ばの産業革命の開始以降、人間活動による化石燃料の使用や森林の減少などにより、大気中の温室効果ガスの濃度は急激に増加しました。この急激に増加した温室効果ガスにより、大気の温室効果が強まったことが、地球温暖化の原因と考えられています。
また、ごみを焼却したときに出る二酸化炭素だけでなく、環境中に捨てられたゴミが道路から河川へ海へと、少なくとも年間800万トンのゴミが大量に海に流入し、海洋プラスチックごみは2050年には海にいる魚の数を超えると予想されています。
3R
リユース一宮では気候変動=地球温暖化対策=温室効果ガス(二酸化炭素、フロンなど)の削減=ゴミの削減 と考え具体的な対策として『3R』を推進いたします。
3RとはReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称で
Reduce(リデュース)・・・ゴミの発生を減らす
Reuse(リユース)・・・再利用、再使用
Recycle(リサイクル)・・・再生利用 の意味です。
また、リサイクルで資源を再生利用する際にも大量のエネルギーを消費し二酸化炭素を発生させてしまうため、リサイクルよりもリデュース、リユースが良いとされています。
リデュースではプラスチック製品や使い捨て製品を避け、マイボトルやエコバッグなどを持ち歩き、使わなくなった不用品などもなるべくリユースしてゴミの削減を心がけていきたいと思います。